トロイダルコイル(リングコイル)の熱対策

トロイダルコイル1 トロイダルコイル2

トロイダルコイルにヒートシンク「N-9H」を取り付けることで、約18℃の放熱効果が望めることから、12Aの電流を印加することができると推測され熱対策の効果により、トロイダルコイルの性能をより発揮出来ます。

コイルに電流を流すことで、磁力線だけでなく熱も発生します。発熱することで、コイルに以下のような症状が起こる可能性があります。

・ コイルに使用している電線の樹脂被膜が熱で劣化し、ショートする。

・コイルに使用している接着剤が劣化することで、コイルが破損する。

・コアがキュリー温度(強磁性体が常磁性体に変化する転移温度)を超えると、磁気特性が低下する。

・コイルを固定するハンダが溶け、基板から脱落する。

トロイダルコイルに放射放熱セラミックスヒートシンク「N-9H」を取り付けた時のコイル内側部分の温度を測定した結果を下記に示します。

【測定試料】

トロイダルコイル(定格電流:8A)

トロイダルコイル図 ヒートシンク取り付け図

【測定方法・結果】

トロイダルコイルに以下の条件で通電した時のコイル内部の温度を測定
(条件) 電圧:20V  電流:8A  電力:160W   通電時間:1時間

通常の場合

→コイル内側部分の温度 68.1℃

 

トロイダルコイルにヒートシンク「N-9H」を取付、コイルとヒートシンクの間にアルミナ系充填剤「C-10S」を充填した場合

 →コイル内側部分の温度: 49.6℃

*コイルとヒートシンクの間にアルミナ系充填剤「C-10S」(熱伝導率:9.4W、放射率:0.84)を使用

 

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